名古屋東間税会

名古屋東税務署長より新年のごあいさつを頂戴いたしました

平成28年の年頭に当たり、名古屋東間税会の皆様に謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
会員の皆様には、平素から税務行政につきまして深い御理解と格別の御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、貴会におかれましては、間接税に関する唯一の関係民間団体として、小中学生に対する「税の標語」の募集など様々な取組を通じ、正しい税知識の普及と納税意識の高揚を図るための啓発活動に熱心に取り組んでおられます。
ここに、伊藤会長をはじめ役員の皆様並びに会員の皆様の日頃の御尽力に対しまして、心から敬意を表する次第であります。
さて、本年は申年です。「申」の字は、実が成熟して香りと味が備わり固まっていく状態を表しているといわれます。貴会並びに会員の皆様にとっても、「申」の字にふさわしく、事業が充実して実を結ぶ年となりますことを祈念いたします。
ところで、最近の税務行政を取り巻く環境は、経済取引の複雑化・広域化及び経済社会の国際化・高度情報化の更なる進展により大きく変化しております。
このような状況の下、昨年10月に「社会保障・税番号制度」が施行されたことを受け、本年1月から順次、法人番号・個人番号の税分野での利用が開始されます。
私どもといたしましては、本制度への具体的対応方法などについて、窓口や国税庁ホームページ等、あらゆる機会を捉えて国民の皆様にお知らせすることにより、本制度に対する認知度・理解度の更なる向上に努めて参る所存でございます。そのためには、税務行政の良き理解者である間税会の皆様から引き続きお力添えをいただくことが何よりも重要と考えておりますので、なお一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、間もなく迎える平成27年分確定申告期におきまして、ICTを利用した申告の一環として、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」をリニューアルして給与・年金所得者の方向けの専用画面を設け、よりお使いいただきやすいものとしております。是非、会員の皆様方から従業員の方々へ当コーナーの利用をお勧めいただきますよう重ねてお願い申し上げます。
結びに当たりまして、名古屋東間税会の更なる御発展と会員の皆様の御健勝並びに事業のますますの御繁栄を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。