名古屋東税務署長より新年のごあいさつを頂戴いたしました
2021年01月05日
新年明けましておめでとうございます。
令和3年の新春を迎え、名古屋東間税会の皆様に謹んで新年のお慶びを申し上げます。
会員の皆様には、日頃から税務行政に対しまして深いご理解と格別のご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けておられる皆様に心からお見舞いを申し上げます。
名古屋東間税会におかれましては、間接税に関する唯一の関係民間団体として、これまで消費税に対する周知・広報活動のほか、税務研修会の開催、小中学生に対する「税の標語」の募集、確定申告期における消費税の期限内申告・納付の街宣活動など、納税意識の高揚と正しい税知識の普及に取り組んでいただいております。
ここに、金子会長をはじめ役員の皆様並びに会員の皆様の日頃のご尽力に対しまして、心から敬意を表する次第でございます。
さて、昨今の税務行政を取り巻く環境は、経済社会のICT化やグローバル化のほかマイナンバー制度の導入などにより大きく変化しております。
こうした変化に的確に対応し、納税者の皆様の理解と信頼を得て、「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する。」という私どもに課された使命を果たしていくため、ICTやマイナンバーの積極的な活用などデジタル化の推進等により「納税者の利便性の向上」と「課税・徴収の効率化・高度化」を2本柱とする税務行政のスマート化に取り組んでいるところでございます。
このためマイナンバー制度の更なる定着に向けて、e-Taxの利用促進と併せたマイナンバーカードの取得促進や法人番号の社会的インフラとしての利活用についての周知・広報にも取り組んでまいります。
今後も、間税会の皆様との連携・協調を密にしながら適切な対応に努めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
間もなく、令和2年分の所得税及び個人事業者の消費税の確定申告が始まります。
本年の確定申告におきましては、新型コロナウイルス感染症に対する感染防止の観点からも、これまで以上にご自宅等からのe-Taxを推奨させていただくほか、引き続きICTを活用した利便性の高い申告・納付手段の充実に取り組んでまいりますので、各税の申告及び期限内納付に関しまして、ご協力賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
結びに当たりまして、名古屋東間税会の更なるご発展と会員の皆様のご健勝並びに事業のますますのご繁栄を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。