令和５年の年頭に当たり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
名古屋東間税会の皆様には、平素から税務行政につきまして、深いご理解と格別のご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
　名古屋東間税会におかれましては、これまで消費税に対する周知・広報活動のほか、税務研修会の開催、小中学生に対する「税の標語」の募集・表彰、確定申告期における消費税の期限内申告・納付の街宣活動など、税の啓発活動や正しい税知識の普及に取り組んでいただいております。
　ここに、中島会長をはじめ役員の皆様並びに会員の皆様の日頃のご尽力に対しまして、心から敬意を表する次第であります。
　さて、いよいよ本年10月に適格請求書等保存方式（インボイス制度）が実施されます。国税庁におきましては、昨年に引き続き、多くの事業者の皆様に制度の内容を十分理解していただき、開始に向けた準備が進められるよう挙署一体で取り組んでいるところです。
　皆様方には、これまでも説明会の開催や制度の周知・広報活動など幅広くご尽力いただいたことに感謝を申し上げますとともに、これからもインボイス制度の円滑な実施に向けて、更なるお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
　また、所得税等の確定申告期をまもなく迎えることとなりますが、納税者利便の向上と新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、自宅等からe-Taxを利用したスマホ申告を推奨しております。さらに、申告書を作成する上でご不明な点があれば、従来の電話相談に加えて、You Tubeによる「国税庁動画チャンネル」や、メニューを選択したり文字を入力することでAI（人工知能）が24時間自動回答する「チャットボット ふたば」も併せてご利用いただきますようお願いいたします。
　未だ新型コロナウィルスの感染は収まらず、急速な円安やロシアによるウクライナ侵攻を起因とする物価高と資源高が続く厳しい状況ではありますが、中島会長の強いリーダーシップの下、皆様が力を合わせてこの難局を乗り切っていただきたいと思います。
　結びに当たりまして、名古屋東間税会の更なるご発展と、会員の皆様方のご健勝並びに事業のますますのご繁栄を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。