名古屋東間税会

名古屋東税務署長より新年のごあいさつを頂戴いたしました

 令和6年の年頭に当たり、名古屋東間税会の皆様に謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
 会員の皆様には、平素から税務行政に格別の御理解と多大な御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 名古屋東間税会におかれましては、間接税に関する唯一の関係民間団体として、これまで消費税に対する周知・広報活動のほか、税務研修会の開催、小中学生に対する「税の標語」の募集、確定申告期における消費税の期限内申告・納付の街宣活動など、正しい税務知識の習得や普及を図るための各種事業を推進していただいております。
 ここに、中島会長をはじめ役員の皆様並びに会員の皆様の日頃の御尽力に対しまして、心から敬意を表する次第であります。
 昨年は、メジャーリーグにおいて大谷翔平選手が日本人初となるホームラン王を獲得したほか、東海地方出身の藤井聡太棋士が、将棋界で史上初となる八大タイトル独占という偉業を達成するなど、大変喜ばしい出来事がありました。
 このような中、新しく迎える年が、会員の皆様にとって希望の多い充実した年となりますことを祈念いたしますとともに、名古屋東間税会が引き続き魅力ある事業活動を展開され、会員企業と地域社会の発展に一層の貢献をされますことを御期待申し上げます。
 さて、昨年10月1日から、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が開始されました。
 これまで私どもとしましては、事業者の皆様が必要な準備を進めることができるよう、周知・広報活動や、説明会の開催、事業者の皆様からの相談への対応などに取り組んでまいりました。制度開始後も登録するか否かを検討している事業者の方に対し丁寧な相談対応を行うなど、今後も継続して制度の定着に向けてきめ細やかな対応をしてまいります。
 皆様には、制度の周知・広報活動など幅広く御協力していただき、この場をお借りして厚く御礼申し上げますとともに、引き続き、制度の円滑な定着に向けて御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 間もなく令和5年分の所得税及び個人事業者の消費税の確定申告が始まります。国税当局では、スマートフォンを利用した簡単・便利な自宅等からのe-Taxの推進に努めており、マイナポータル連携による申告書の自動入力対象の拡大など、引き続き申告される皆様の利便性の向上を図って参ります。
 結びに当たりまして、本年が名古屋東間税会の更なる御発展と、会員の皆様の御健勝並びに事業のますますの御繁栄の年となるよう祈念いたしまして、年頭の挨拶とさせていただきます。