名古屋東税務署長より新年のごあいさつを頂戴いたしました
2025年01月06日
令和7年の年頭に当たり、名古屋東間税会の皆様に謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
会員の皆様には、平素から税務行政に格別の御理解と多大な御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
名古屋東間税会におかれましては、間接税に関する唯一の関係民間団体として、消費税に対する周知・広報活動のほか、税務研修会の開催、小中学生に対する「税の標語」の募集・表彰、確定申告期における消費税の期限内申告・納付の街宣活動など、正しい税務知識の習得や普及を図るための各種事業を推進していただいております。
とりわけ、「税の標語」の募集については、会をあげて積極的に取り組んでいただき、1,955点もの標語を集めていただきました。
ここに、中島会長をはじめ役員の皆様並びに会員の皆様の日頃の御尽力に対しまして、心から敬意を表する次第であります。
さて、消費税の適格請求書等保存方式(インボイス制度)が開始され、1年余りが経ちました。
これまで国税当局としましては、消費税に馴染みのない事業者にも制度をご理解いただけるようにシンプルで分かりやすいコンテンツを作成・公表するほか、税務署における相談会等では個別相談に対応し、インボイスコールセンターでは一般的な御質問をお受けしてきたところです。
今後とも、制度の円滑な定着に向けて、事業者の立場に立った、丁寧な対応をしてまいります。
名古屋東間税会の皆様におかれましては、これまで会報誌やホームページ等を通じての周知など幅広く御協力していただき、この場をお借りして厚く御礼申し上げますとともに、引き続き、制度の円滑な定着に向けて御協力を賜りますようお願い申し上げます。
間もなく、令和6年分の所得税及び個人事業者の消費税の確定申告が始まります。
消費税の確定申告については、令和6年からインボイス発行事業者となった事業者が一定程度おられるとともに、令和5年10月のインボイス制度の導入を機に初めて消費税の申告を行った個人事業者にあっては、令和6年分は1年間の取引に係る申告・納付が必要となり、令和5年分よりも納付額が増加することが見込まれます。
そのため、国税当局としましては、期限内に申告・納付していただけるよう、引き続き周知・広報に取り組むほか、事業者からのご相談に寄り添った丁寧な対応を行うこととしております。
皆様におかれましては、こうした取組への御理解を頂きますとともに、引き続き、自宅等からのe-Taxの推進等についても御協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに当たりまして、本年が名古屋東間税会の更なる御発展と、会員の皆様の御健勝並びに事業のますますの御繁栄の年となるよう祈念いたしまして、年頭の御挨拶とさせていただきます。