名古屋東間税会

内容満載の見学・研修会報告です

平成24年度11月27日。
冬の足音がすぐそこまでに迫って来たかの様な寒さの中、名古屋東間税会恒例の
見学会・研修会・情報交換会が開催されました。
 
【守山自衛隊駐屯地見学】
まずは、当会大河内さんのご仲介による、陸上自衛隊守山駐屯地を訪問致しました。
駐屯地の正門から堂々と?入場した我々は、本部庁舎にて駐屯地の概要について
ご説明を受けました。守山駐屯地には東海・北陸エリア6県を管轄する第10師団の
本部が置かれており、そこで勤務されている自衛官の皆様は、有事に備えた訓練は
勿論の事、大規模災害における援助活動や周辺地域社会への貢献事業等に従事
されていらっしゃいます。
 
その後、敷地内にある史料館を訪れました。

 
旧陸軍時代に使用された明治時代の建物が、使用されており、当時の息吹を
感じさせられました。館内には旧軍時代の様々な史料が保管されていたのですが、
その中に、戦地で亡くなった兵士の方の遺書があり、その肉筆を目の当たりにした
私は、当時の過酷な状況を思い浮かべると共に、この平和な時代に生まれて来た
事を、真から感謝致しました。
 
戦車も展示してあり、興味津々で見学しました。

 
見学の最後に施設内の売店を訪れました。

 
駐屯地でしか購入出来ないオリジナル品が一杯あり、悩んだ挙句私は、自衛官
専用靴下を購入しました。普通の靴下とは異なり、丈夫で保温効果もあり、更に
長持ちするとの事で、「この冬はこれを履いて布団に入ろう!」と考えています。
  
お忙しい中、ご案内を頂いた駐屯地広報の方、そして愛知地方協力本部の
福島様。本当にありがとうございました。
 
【名古屋市役所訪問】
続いては、名古屋市役所を訪れました。まずは、市議会議長室に中川貴元議長を
表敬訪問した後、市政の重要事項が議論・決定される市議会議場に足を踏み入れました。
  
議長応接室にて

 
議場の形は国会に代表される様に扇型が多いのですが、名古屋市議会のそれは
円形型で、全国的に見ても、とても珍しいとの事です。

 
議長席の丹羽会長を囲んで記念撮影

 
市会議員の方が座る席で記念撮影(笑)苗字が同じなので…

 
次に、庁舎内にある名古屋市防災指令センターを見学致しました。

 
119番通報から救急車・消防車の出動等、迅速な対応がここを起点に発動される
という、防災システムの心臓部ともいうべき施設であり、24時間・3交替制で
運営されています。説明を受けている間に、火災の急報が入り、一瞬ドキっとしました(汗)
 
最後に、市役所近くの名古屋市公館を訪れました。公館?と言っても分からない方が
殆どだと思われますが、国際会議や式典等の国内外要人との交歓の場、即ち迎賓館的な
役割を担う為に、建てられたとの事です。(今回見学するまで、私は知りませんでした)
近年では民間と名古屋市行政との会議等でも使用されているみたいです。国連の会議を
彷彿させる?大会議室や貴賓室、いろいろな施設を見学させて頂き、当会もここで理事会が
出来たらいいな!と思ってしまいました。
 
その大会議室です!同時通訳機能もついてます。

 
【名古屋東税務署長講演】
会場を移動してからは、この7月に着任された名古屋東税務署長の鈴木篤男様より、
「税務調査でのお話と正しい申告」という演題でご講演をして頂きました。

 
鈴木署長は、名古屋東税務署に赴任される以前、通算17回の転勤と2回の
単身赴任をご経験されておられるとの事で、特に副署長であった伊勢税務署の
時期が一番思い出深かったと述懐されていました。非常に機知と示唆に富んだ
内容のお話で、日々職員を陣頭指揮されている鈴木様の真摯且つ魅力満載な
お人柄に触れる事が出来、とても嬉しかったです。
 
講演会終了後の情報交換会では、和気あいあいの雰囲気の中、参加者相互の
親睦を図り、今年度の見学会・研修会・情報交換会は、成功裡の内に幕を閉じました。
 
(青年部長:小川剛史)